使いたい車椅子使えていますか?車椅子レンタルと購入10社の比較

近年は、高齢化も含めて多くのユーザーが車椅子を使用されています。ほとんどの方が介護保険を用いてレンタルで利用されています。

・突然ですが、車椅子のレンタルで損してませんか?

介護保険のレンタルは、知識がないと金銭的にも、身体的にも損する可能性があります。

そのほかに、購入後のこんな問題を抱えていませんか?

・「使わないから邪魔」

・「処理方法がわからない」

それらの問題を無料で教えます。不要になった時の対処方法も合わせてお伝えします。
あくまで紹介です。購入または、レンタルかは記事を読んで検討すれば大丈夫です。レンタルのほうが良ければそれは、それで良いと思います。ご自身病態と経済状況から、十分に考えてみて下さい。

損する可能性がある!?レンタルで損する場合と、損しない場合。

損をするのは下記の2点です。
・金銭的問題
・自分に合わないダサい車椅子
これらを解説します。



・金銭的問題

いつまで払います?その月額料金。
その介護保険1割負担の400円を計算すると・・・

1年使用で…400×12ヶ月=4800円
4年使用で…4800×4年=19200円

これだけ支払っても…
レンタルなので、あなたの物にもなりません。

1年利用で4800円。もし、1年で回しているものなら…4人に1年ずつ回せば、4年使ってるのと一緒なので…19200円になります。

あなたのとこに来た車椅子は、このように原価を取れていない車椅子(いわば嫌われた車椅子)を無理やりあてがって持ってこられてないでしょうか?
サイズが合わない、ダサい車椅子に座っていませんか?
そこで、ネットで購入したらいくらか知ってますか?

介護保険?購入?ネットにある車椅子10台の平均価格は?

・普通型車椅子で調査

・Yahooショッピングによる比較
※()内ストア又はメーカー名
車椅子価 格
車いす(日清医療器)
19800円
車いすB(KADOKURA)18800円
車いす(TIS:01802-000007)16890円
車椅子(ケンクル)21800円
車椅子E(楽々健)17800円
車いす(M’s HOUSE)21500円
車いす(車いす)22000円
車椅子H(ケアテックジャパン)18600円
車椅子I(ケンクル)19300円
車いすJ(ケアテックジャパン)CS-1015800円
10台平均価格:19,229円(※送料別途必要な場合あり)

・Amazonによる比較
※()内ストア又は、メーカー名
車椅子
車いすA(日清医療器)20680円
車椅子B(ケアテックジャパン)18800円
車いすC(マキテック)18901円
車いすD(ケアテックジャパン)16300円
車いすE(ラウンドワールド)17280円
車いすF(G-style)19800円
車いすG(ミキ)18980円
車椅子H(カワムラサイクル)22600円
車椅子I(インターナショナルトレーディング)20780円
車椅子J(楽々健)17800円
10台平均価格:19,192.1円(※送料一部有料)




ご覧いただたように、20000円前後で購入することができます。仮に4年程度使用すると、介護保険で支払った金額で自分の物になります。

こう言われたら、要注意。合っていない可能性があるかも!?

在庫がなくて….や、これしかなくて…..、メンテナンスしたほうがいいので変えましょう。

などなどは…はっきり言って、全て論外です。
例えば、靴を買う時こんなことあります?

サイズが自分と違う靴を買いますか?

欲しい靴に似た靴を買いますか?

在庫がないのでこれで!と言われて買いますか?

買わないですよね…残念ながら、車椅子ではそれがあるあるなんです。
障害というハンディキャップに漬け込んで、思い切り言えないところや、わからないから任せている妥協している。その車椅子に、4年で約20000円支払うんですか?
いい業者は必ずこう言います

「この車椅子では機能的にこう言う問題があって、合わないと思うので変えてみませんか?」

「おっしゃられてた問題ですが、これなら解決できると思うので変えてみますか?」

「数種類デモを貸します。どれが良いか試してみますか?」

私自身、病院に8年勤務し今は、トレーニング事業の代表です。
そこで脳卒中や骨折、脊髄損傷、腫瘍など様々な方など約1000名程度の方と関わってきました。
そこで担当者会議と言われる退院後の生活に向けての会議などにも、幾度となく参加してきました。感じたのは利用者さんに最適な物を選択させてもらえる業者は、寄り添った業者だと思います。

それ以外はただ業者が使ってほしいから、渡しているだけだとつくづく感じました

 

屋内用と屋外用で使い分ける方もおられると思いますが、両方介護保険だと…
1年で…9800円になります。
4年で…39200円になります。

先にも述べましたが、20000円前後で普通型車椅子は購入できます。
購入すると決めている場合は、購入でも問題ないと思います。また、ネットで購入すると近年はポイントなども付与されます。
ただし多くのみなさんは、こんなことを考えてしまい介護保険を使用して損します。

・車椅子を購入した後の問題

購入のデメリットは、下記の通りです。

・車椅子が不要になった時にどうするか?

・サイズが合わなかったらどうするか?

この2点がデメリット言えるでしょう。
では、これらの解決方法についても紹介します。

・売れば問題なし。多様化している。

必要でなくなったものは、売ってしまえば問題なしです。仮に高値がつけば、一石二鳥です。
デメリット解消方法は2つです。

リサイクル業者や買取業者に依頼

ネットショップやオークションサイトに出品

これらの方法を使えば問題ありません。

・車椅子が不要になればリサイクル

ひと昔前は、リサイクル業者でも回収するものと、しないものがありました。
しかし、現代は違います。
介護用品を専門で買い取る業者もあります。ネットなどで買取も出品も可能です。
ここで2社ほど回収業社を紹介します。

1:良品企画

買取業者1:良品企画
無料で依頼ができる。この業者では、出張費用や配送費用などは基本的に無料になっています。
詳しくは、ホームページを閲覧して確認して下さい。

2:おいくら?

買取業者2:おいくら?

ここも無料で査定などを行うことができます。項目は、『ファッション、生活用品』から介護用品のフォームへアクセスすると確認することができます。

※この2社ともに査定は無料で、写真による査定を行うことができます。

ネットで売ってしまう

また、ネットショップやオークションサイトなどでも多数車椅子が出品されています。
歩くことが大変な場所に旅行や出掛ける時に、中古でも美品な車椅子が出品されていれば使いたいユーザーは多くおられます。また、勉強や撮影企画などで使用したいユーザーも多くおられます。
そのため、ネットサイトで売買をする際は良品で美品であれば価格を少し下げることで、売るのも可能です。
これらのように、買取業社やネットで売買すれば問題ありません。
また、売れれば数百円〜数千円のお小遣いをゲットできる可能性もあります。
しかし、レンタルであれば月額で支払ってもそのように売買すれば当然窃盗になります。
ここが、購入のメリットでもあり売れれば、メリットです。

・車椅子のサイズが違う場合の問題

正直ネットでは、ここが問題になります。

購入前に事前に確認しておくのも大切です。

・事前にサイズを確認する。

私自身、車椅子を購入される人もレンタルされる人も多く見てきました。
しかし、購入にはサイズを確認することが大切になってきます。そこで問題になりやすいのがこちらです。
・座面高
・フットプレート高
この2点で問題になることが多いです。

・座面高の問題

座面高は高すぎても、低すぎても問題になります。
・高すぎて、足を置くプレートまで届かないと、足に麻痺がある場合そのプレートから足が落ちて、地面に巻き込んでしまう恐れがあります。
・低すぎると、膝が上に持ち上がり座ってしても窮屈な感じになってしまいます。また、麻痺があると足が外に開くようになります。結果、車椅子のフレームにすね部分が押し付けられ痛みを伴う場合があります。さらに、立ち上がり動作が大変になる、着座動作で勢いよく着座してお尻や腰が痛くなる場合があります。
では、このサイズの問題についての解決方法を紹介します。

・事前に車椅子のサイズを確認する方法。

・公共の車椅子で事前確認。
・調節可能な車椅子を購入。
・介護保険で1ヶ月レンタルして確認。
これらの方法で、事前に確認すると自分にあったものが手に入りやすいと思います。

・公共の車椅子で確認

近年では、ショッピングセンターや病院、役所などあらゆるところで入口付近に貸し出しの車椅子が多く設置されています。そんなの車椅子を使いってる確認スイッチをしてるかも問題ないとか思います。

・調節可能な車椅子を購入

車椅子の技術力も進化しています。座面高や足を置くプレート高を調節できる型が増えてきています。これらを購入前に確認すると、この問題は解決できます。
しかし、この点は注意して下さい。
足を置くプレートを過剰に伸ばしすぎると、地面とプレートの距離が短くなります。その結果、傾斜や段差で車椅子がつまずき進行の妨げになる場合があります。

・介護保険で1ヶ月レンタルして確認。

ネット商品と、介護保険利用している業者との間で、同じ車椅子の取り扱いがあれば短期間でレンタルします。サイズ確認できれば、返却して購入でも問題ないと思います。
ネットでは、部品損傷や故障などの点についても丁寧に対応してくれる業者は多数存在します。
また、1年保証などを行なっている業者もあります。
購入する場合は、それらも含めて確認することをお勧めます。

まとめ

今回は、車椅子のレンタルと購入について解説をしました。
これらの、知識も参考にした上で車椅子をレンタルするか購入するか検討してより楽しい生活を過ごして行きましょう。
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病院に勤めていた作業療法士が、実際の臨床現場で学んだ脳出血や脳梗塞などに伴う後遺症さらに、骨折や脊髄損傷などの後遺症などの情報を提供。また、基本的な医学用語やトレーニング方法などについての知識をわかりやすく解説。

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