本日もkaradasapo-to.comに訪れて頂き、ありがとうございます。
この記事へ訪れて頂いた人の中には、腰痛で困っている人、セラピストとしてなんで腰痛が起きるの?そもそも、筋膜ってなんだ?って人が多いかと思います。
今回は、筋筋膜の中でも腰痛(反り腰気味)と関連のあるSFLについて解説を行い、疑問解決のお手伝いをさせて頂きます。
では、よろしくお願いします。
この記事へ訪れて頂いた人の中には、腰痛で困っている人、セラピストとしてなんで腰痛が起きるの?そもそも、筋膜ってなんだ?って人が多いかと思います。
今回は、筋筋膜の中でも腰痛(反り腰気味)と関連のあるSFLについて解説を行い、疑問解決のお手伝いをさせて頂きます。
では、よろしくお願いします。
まず、これを知ろう!
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SFL(Superficial Front Line)の全体像
まず、SFLは体の前面に存在します。
そして、その筋筋膜経線は頭蓋側面(乳様突起)から、足趾(足趾の骨側面の骨膜)へ付着するとされています。
このSFLの構成特徴として、一般的に筋筋膜の話を聞くと、構造的にも繋がっているように捉える人が多いですが、今回解説しているSFLは骨盤で2つに別れています。
構造的には別れている。
しかし、筋筋膜活動の連鎖によって連結していると表すのが正しいでしょう。
別れている部分は
①:頭蓋骨側面(乳様突起)〜骨盤(恥骨)
②:骨盤(上前腸骨棘)〜足趾(足趾の骨側面の骨膜)

この2つに構造的に別れています。
ここまでで、SFLのある場所について大まかに理解できたと思うので、次へ行きましょう!
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SFL(Super Ficial Front Line)の役割
姿勢調節
SFLは・・・
①骨盤を引き上げる
②胸郭を引き上げる
③膝の伸展動作
この3つの役割が代表的です。
そしてこれらの3つの機能は、
姿勢調節機能において非常に重要
な役割をするとされています。
ここではSBLの解説をしませんが、SBLと言われてSFLの対称的役割を果たしている、筋筋膜経線があります。
主にこのSFLとSBLの関係によって、体の前後方向(矢状面)のバランスを均衡に保つようにしています。

今回はSFLと腰痛について重きを置いているので、このバランスについてのみの解説で終了します。
では、自分?お客様?患者様?ってSFLがどうなっているんだろう?と疑問になられると思います。
このSFLが低下しているのかどうかを確認するには、
SFLが低下するとどのような現象が起きるか?
さえ知れば、簡単に視診、触診で評価することができます。
なので、次はSFLが機能低下した場合の現象について説明を行います。
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SFLが機能低下するとこうなる
骨盤を見れば、多くの人はわかる。
このSFLが機能低下すると、無駄にSBLの知識を知っている人の間違えとして、骨盤はイラストのように前傾するのではないか?と想像する方が、多いと思います。
しかし、それは間違えです。
SFLの役割は、骨盤(恥骨)を持ち上げる(後傾)ことにあります。

そのため、このSFLが低下すると骨盤はほとんどの確率でイラストのように前傾します。

その結果、代償として・・・
骨盤の前傾を腰椎の後弯を強める
ようになります。
そして、多くの人は
・腰痛や背中の痛み
・首の痛み
と言った症状が出現するようになります。
このような、現象と症状からSFLの機能低下の患者様は
反り腰になっている方が、非常に多いです。
また、分からなければ、膝を観察するようにして下さい。
先に述べた骨盤の前傾に対して、膝関節の過剰に伸展(過伸展)させて、
骨盤を均衡に保とうとされる患者様も多くいます。
その結果、膝が痛む患者様も見えます。
これらから、まずSFLの機能低下を疑うポインとして、
・骨盤が前傾していないか?
・反り腰、反り首になっていないか?
・膝が過伸展していないか?
この3つをまず確認して下さい。
SFLの機能低下があれば、ほとんどの確率でこの3つのどれかに該当すると思います。
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まとめ
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今回はSFLの全体像と役割そして、SFLの機能低下と腰痛との関係について解説を行いました。
まず、SFLの機能低下を疑うのであれば、骨盤をチェックしてきましょう!