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作業療法士兼、整体師のUNLです。

本日は、脳神経機能の解説を行います。

 

この内容は分かろうとしても、

なかなか苦手で私自身も覚えて患者様を評価することができず、困惑することがありましたが、大丈夫です。

難しい言葉を並べられるとどうしても難しくなるので、今回はイラストを加えて解説を進めさせて頂きます。

では早速解説をしていきます。

 

 上頭頂小葉について

上頭頂小葉の位置

 上頭頂小葉の部位

イラストで示すように後頭葉の上部部分に

位置します。

Brodmannの脳地図では5野と7野の部位が上頭頂小葉になると言われています。

引用:丹治 順(2013)頭頂連合野と運動前野は何をしているのか?その機能的役割について

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 神経経路

視覚からの情報を外側膝状体を通して、後頭葉の一次視覚野という部位に視覚情報が伝達されます。

後に解説をしますが、基本的には視覚からの情報を受けます。しかし、一次感覚野と前頭前野からも情報を受け取ることができます。

 

Where経路

図解

赤の矢印が 今回解説している上頭頂小葉に関係のあるWhere経路、黄色の矢印が意味や色彩などと関係があるとされているHow経路とされています。

 

そして、それらは「空間視(Where)」の経路と「運動のための視覚情報処理(How)」の2種類に別れて一次視覚野に入った情報は分岐します。

今回解説している、上頭頂小葉は空間視(Where)の経路に支配している脳の部位になります。

 

 

上頭頂小葉は、前述しているように視覚からの情報を受けます。

その中でも、Whereの経路であり空間に関することに対して関与していることはざっくりわかりましたよね。

 

ここからは、現在報告されている内容について、特徴的な内容についての解説を行います。

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 上頭頂小葉と姿勢機能

・自分の身体における姿勢パターンを全体として捉える機能

・視覚と体性感覚の両方に反応するbimodal neuronが存在する

・視覚的フィードバックが体性感覚情報と比較して遅延が小さい場合に働く。逆に遅延が大きいと下頭頂小葉が働く。

感覚野と上頭頂小葉

図解

右上の赤矢印のようにS1(一次感覚野)から頭頂連合野部分を経て、SPL(上頭頂小葉)へ体性感覚の情報(表在、深部感覚)の情報が伝達される。

そして、Where経路から送られた視覚情報と、体で感じ取った感触や動きなどの表在感覚と深部感覚が統合されます。

 

視覚と体性感覚との関係がこれらの内容からも強いことがわかります。

また、体性感覚の情報より視覚情報が遅延して送られる状態、「夜間の歩行など」視覚情報が体性感覚より遅れて入力されるような状況では、大きくふらつき高いバランス機能を要するため、上頭頂小葉と下頭頂小葉の両部位が機能することが考えれます。

引 用

Iwamura Y: Hierarchical somatosensory processing. Curr Opin Neurobiol ,1998,8(4):522-528 

Shimada S, Hiraki K, Oda I:The parietal role in the sense of self-ownership with temporal discrepancy between visual and proprioceptive feedback. Neuroimage. 2005,24(4):1225-1232

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 左右の上頭頂小葉機能別

左側は筋感覚的情報を維持するために活動する

右側は視覚的情報の処理過程に強く活動する

こらから、発症部位の左右が異なることによっても症状は変化する可能性があり、それらによって介入方法の検討は必要です。

 

 前頭葉と感覚野と上頭頂小葉の関係

上頭頂小葉機能1

 

図説明

緑の矢印が、前頭葉受ける神経経路を示しています。前頭葉からの情報は下頭頂葉経由で、上頭頂小葉に伝達される。それにとり、感情や記憶、抑制機能と結びつきの強い前頭葉からの情報からどの様な動作を行うべきであるかの運動計画を行う。

前頭葉-頭頂葉によって身体表象を構築しているとされています。

そのため、上頭頂小葉の機能には前頭葉の関与が重要であると言われています。

そして、上頭頂小葉には、一次感覚野で受け取った表在感覚や深部感覚の情報と、一次視覚野からWhere経路を経由して伝えれてきた視覚情報の両情報を処理して空間位置情報の統合を行う。

また、運動前野との関係もあり、上頭頂小葉は運動イメージの想起中に活性化すると言われています。

この様に高次脳との結びつきが強い前頭葉からの神経投射があるまた、一次感覚野から受けとる表在や深部感覚の影響から感覚に研ぎ澄まされて、どの様な動作を行うべきであるかの運動計画を行います。

引用

森岡 周ら:イメージの化学.三輪書店 東京.2012.pp9-31

光武 翼ら(2013):頸部運動による追従課題が運動イメージ想起に及ぼす影響

岩村 芳晃:タッチ.医学書院,東京.2001,pp207-228.

Wolbers T, Weiller C, Buchel C: Contralateral coding of imagined body parts in the superior parietal lobe. Cereb Cortex, 2003, 13(4): 392-399.

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 まとめ

上頭頂小葉はBrodmannの脳地図では5、7野にある。

体性感覚と高次脳などの両方向からの影響を受けることによって運動計画の戦略を練っている。

そして、さらにもっとも結びつきの強い視覚情報からの投射を受けることによって、より効率的な運動計画の戦略を作りだすことができる。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。