本日もkaradasapo-to.comに訪問して頂き

ありがとうございます!!

 

運営管理を行なっている作業療法士兼、整体師のUNLです。

 

今回のテーマは・・・

「痛いマッサージや関節可動域練習で

    こんな間違いをしていませんか?」

 

この内容について記載をしてきます。

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 結 論

結論

早速ですが結論を言います。

 

脳卒中や骨折の患者様にむやみな

「痛い刺激入力は基本的に行なってはいけません」

からね。

 

よくあるのが・・・

関節が硬くなっているからとか。

筋肉が短縮しているからとか。

 

「だから痛くても我慢して下さい・・・」

絶対にやめて下さい。

 

筋肉自体は非常に繊細な物質であり

筋肉痛のように運動を行うだけでも

筋線維には傷がつくようになっています。

 

そして、それらを修復するように働き

筋肉痛によって筋肉は太くなるようになっています。

 

しかし、これは動く筋肉によっての機能です。

 

では動かない筋肉ってどうなるの?

 

その点について解説を行います。

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 麻痺した筋肉は傷をつけてはダメ

だめ

筋肉は、一見すると伸縮するという言葉から

伸び縮みすると考えられている方も多いと思います。

 

しかし、その考え方やめた方がいいです。

 

基本的に随意的(自分の意志で動かす)には

「収縮する」

と言った機能しかありません。

 

仮に納得できない人のために例で解説します。

上腕二頭筋の作用は肘関節屈曲が通常。

 

伸縮すると考えると・・・・・

肘関節の屈曲と伸展両方向できなければ

伸縮という辻褄は合わないことになります。

 

ですから、運動麻痺を起こしている筋肉は

収縮する機能が破綻していると考えるのが普通です。

 

また、筋緊張が強くなるような神経疾患に限っては

筋線維に傷をつけて伸張すると・・・

筋緊張による収縮と痛みに伴う収縮が同時に起き

それらを抑制することも出来なければ

患者様自身で伸ばすような動作を

繰り返し行うようなこともできません。

 

結果・・・

筋肉が収縮した状態で修復を行なってしまうため

筋肉の長さ自体が短くなるという現象が起きます。

 

いわゆる筋短縮を作り出してしまいます。

 

そして、関節可動域練習やストレッチ以前より

筋肉の収縮で生み出す力自体が弱まってしまいます。

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 筋修復と筋短縮

修復イメージ

筋肉の修復には48〜72時間必要と言われています。

引用:日本薬局協励会 筋肉と健康

具体的な期間はこの表のように言われています。

回復期間
第1度の挫傷 筋線維が10%未満の断裂 3〜5日
第2度の挫傷 筋線維が10から50%の断裂 7〜10日
第3度の挫傷 筋線維が50から100%の断裂 大腿四頭筋6〜8週

ハムストリング3週間以上

腰部3〜6週

下腿三頭筋4〜6週

※沢野治療院通常治癒期間

 

運動麻痺などがなければ・・・

筋肉痛でも生活上無理が無い範囲で

筋肉を動かしますよね?

 

そして、その間に

筋の伸縮を繰り返しながら、筋線維の修復がされるからです。

 

そのため・・・

筋線維を傷つけても筋短縮は起きません。

 

 どの手順で改善させるの?

手順

前述したように絶対に

運動麻痺などがあるお客様や患者様の場合

痛みを感じるまで引き伸ばすことは

基本的に行わないで下さい。

 

まずは、筋肉を包んでいる

皮膚

筋膜(浅筋膜や深筋膜)

のリリースを行うようにしていきます。

皮膚の伸張について、可動域との関係を知らない人もいると思うので、参考にこちらの論文等を読んで見てもいいと思います。

紹介論文:膝関節屈曲動作時の膝周囲の皮膚の伸張性について

 

また、浮腫がある場合はドレナージを行い

浮腫をとっていきます。

この浮腫に対しては注意があるので

どの程度の力で行うべきかわからない場合は

こちらの記事を参考にして下さい。

※浮腫 圧迫を加えすぎは逆効果

 

浮腫を認めるのに、無理やり可動域を広げても

線維化の進行になりますのでお気をつけて下さい。

 

これらの下準備ができれば

ストレッチを開始していきます。

 

ストレッチはスタスティックストレッチ

でもいいと思われますが、

注意点がありこちらの記事を参考にして下さい。

スタスティックストレッチの効果を出すなら、他動的に伸張方向と逆の運動をしてはいけない。

スタスティックストレッチを行う場合は、

筋緊張を低下させたい場合に使用するように

して下さいね。

 

無闇な使用は・・・

パフォーマンスを低下させる

危険性があります。

 

最後に筋再教育運動いわゆる筋肉を使うような運動を行うようにして下さい。

この効果については・・・

紹介論文:勝又ら(2016)筋再教育運動が筋膜リリース後の筋筋膜の伸張性および筋力に与える影響について

の論文を参考にして頂きたい。

 

基本的にここまで解説した手順で行えば

しっかりと痛みなく筋肉の伸張性を引き出し

痛みなく関節可動域を拡大することは容易に可能です。

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 まとめ

痛みを過度に与えるようなストレッチや関節可動域練習、マッサージは筋線維に傷をつけてしまう危険性があります。

傷のついた筋肉は修復しようとするが、運動麻痺がある十分に自分で収縮させることができない場合は、強く行うことでさらに短縮を助長させる危険性があります。

筋短縮に対しての介入は基本的に手順を押さえて実施することで、疼痛なく筋を伸張し関節可動域の拡大や筋性疼痛を緩和させることが可能です。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。