お風呂用洗剤の良いもの、悪いものについて

浴室、浴槽用洗剤について

浴室は湿気の関係によりカビなどが発生しやすく、毎日浴槽を洗ったりすることが一般家庭においては多いのが事実。しかし、このカビや汚れを落とす洗剤…。体に良いものなのか。浴槽を洗う際は、洗剤で洗った後に流すが十分に流れているかは疑問ですね。浴槽に湯をはることで、体を温め疲れをとる意味でも、体にとって良いものであったほしいですよね。また、直接全身の皮膚に触れる環境でもあり浴室や浴槽の環境が体に大きな影響を与えることは容易に想像できますよね。そんなことから今回浴槽用(お風呂用)洗剤について話しをしたいと思います。

 

浴室用洗剤の種類について

あるショッピングサイトで「浴室用洗剤」とキーワード検索すると5008件と表示された。こんなにも世の中に多く存在する洗剤。本当に皮膚に対してこの5008件は影響を与えないのか。

浴室用洗剤の注目すべき視点は「直鎖アルキルペンゼンスル」と言う物質である。これは強烈な毒素を保有している。

 

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直鎖アルキルペンゼンスルとは

これは、もともとはアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ABS)を合成洗剤として1960年代より使用した世界。しかし、これは毒素が強く河川の汚染、自然破壊などを促進し兼ねないと考え今日は合成洗剤の界面活性洗剤として直鎖アルキルペンゼンスルと言う物質を使用するように世界が変化した結果現在の洗剤として使用されるようになっている。

 

直鎖アルキルペンゼンスルと害

検索で調べてみるといかにも害が多いように記載されている。無論国側が合成洗剤として使用を許可しているからこそある一定の基準が設けられている。それは20%の濃度以上で使用することによって皮膚刺激を起こし、害を及ぼす可能性があることである。では浴槽を直鎖アルキルペンゼンスルで洗ったとし、万が十分に流れないまま直鎖アルキルペンゼンスルが蓄積すると当然皮膚への刺激を行い、害が発生することが容易に考えられる。

 

なぜそんな毒物が浴槽洗剤として使用されるのか

直鎖アルキルペンゼンスルは清掃力や毒性が強いのが特徴です。それは、浴室という環境にあると思われる。空気中にはみなさんもご存知の通り約353000個以上の菌やウイルスが1立方メートル範囲内に存在します。さらに、浴室は湿潤が高いのが特徴であり、カビなども水滴がたまる場所に発生しやすいことはわかりますよね?では、そのため、空気中の菌やウイルスは空気中を飛んでいることができず、床へ落ちていきます。結果、浴室の床や浴槽内に付着します。そのまま、浴槽に入ったりするとその菌が多量に人体に付着し害を及ぼす影響があるため直鎖アルキルペンゼンスルと言う毒素の強いものが使用されていることが考えられるでしょう。

 

ネットの見解では……

国の見解からの記載が多くあり、清掃力や毒性が以前まで使用していたABSより弱いことを示すものの、将来的に害を及ぼすことや人体実験がされていないそうです。そのため、危惧されています。

 
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ではどんな浴槽洗剤がいいのか

それは脂肪酸アミドプロピルベタインという界面活性剤を使用している洗剤が現在は最も浴室、浴槽洗剤としてはオススメです。これは、皮膚や目に対する刺激性が弱いと言われています。また、直鎖アルキルペンゼルスルより化学構造的に分解されやすい構造となっており環境にとっても優しいものとなっています。また、酢酸を含む洗剤も安全性は高いと言われています。さらに、アルキルベタインを含む洗剤もいいとされています。これも脂肪酸アミドプロピルダイン同様で皮膚や目に対しての刺激性が低刺激であるとされています。

注意としては、界面活性剤のほかに入っている物質も確認することにより、より体にとってよりいいものである洗剤を選ぶことができるでしょう。

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病院に勤めていた作業療法士が、実際の臨床現場で学んだ脳出血や脳梗塞などに伴う後遺症さらに、骨折や脊髄損傷などの後遺症などの情報を提供。また、基本的な医学用語やトレーニング方法などについての知識をわかりやすく解説。

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