季節の変わり目。
気温の変化により、風邪を引いてしまう人が多くなる人にちょっとした風邪の情報と薬の豆知識を提供します。
風邪の原因って?
風邪の原因はウイルスです。
そのウィルスが上気道(はな、のどなど)に付着することによって熱を発したり、のどが痛くなる、鼻水、体のだるさなどにつながるのです。
通称上気道炎と診断されます。
細菌とウイルスは異なります。
細菌は抗生物質で死滅させることができる。しかし、ウイルスは無理。これは細菌が細胞を持っていることによって抗生物質で死滅させることができるのです。
風邪で抗生物質を渡される場合があります。
それは万が一ウイルス感染だと診断した際に細菌感染で後に重大なミスに繋がりかねないことを想定して渡されます。
ウイルスは大きさが細菌よりウイルスの方が小さく、細胞を持たずに人間の細胞に寄生するなどやっかいな面が多いのです。
主な病気は肺炎やO157など。
ウイルスは大きさが細菌よりウイルスの方が小さく、細胞を持たずに人間の細胞に寄生するなどやっかいな面が多いのです。
よく聞くウイルス名はノロウイルスやロタウイルス、インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルスなど。
風邪の原因であるウイルスが上気道に付着する原因は?
いわゆるのど、「はな・のど」を上気道と示しそれらに、ウィルスが付着し風邪をひくので普段の生活ではそれらにもの通す際に清潔に保つ必要があるのです。
どういうことかというと・・・・
「食べ物を素手で食べる際に手にウィルスが付着していると・・・・」
「汚い手でうがいをすると・・・・」
「汚い手で鼻をほじると・・・・」
「しばらく置いてあったコップで飲み物を飲むと・・・・」
などのどやはなをものを通すとより上気道にウイルスを運んでしまうのです。
「よくある乾燥したら風邪をひく」という言葉。これは、空気中の湿度が高い(水分が多い)と空中のウイルスは水分によって床に落とされてしまうのです。しかし、乾燥すると空気中の湿度が低い(水分が少ない)状態となりウイルスが空気中で飛びやすくなってしまっているからなのです。
こんな風に人的になる原因と環境的になる原因の二つがあるのです。
これらに対する対策とは?
※あくまで調べた結果の対策です。調べると手洗いは意味がないと言われるものもありますが、ちょっと理論的におかしな話になるので今回の予防には手洗いやうがいの要素を記載しています。
手を洗う、うがいをする(順番は手を洗いその後にうがいがいいと思います)。
歯磨きをする時に手で水を掬う場合は綺麗な手で。
コップや食器は綺麗にする(よければ一度食器を拭くことをお勧めします。手間になるのでよければですけどね)。
部屋の湿度を高くする(実験にて実証済み:実験装置内にインフルエンザウイルスを浮遊させ温度と湿度での検証結果=温度21〜24℃で湿度20%で維持すると6時間後でもインフルエンザウイルスは60%が生存。しかし同温度で湿度を50%にするとわずか3〜5%のみの生存に変化する)。
マスクを使用する。
まとめ
ウイルスには抗生物質が効かない。
風邪でも細菌感染の可能性を完全否定できない場合は抗生物質を併用して渡される。
ウイルスには様々な種類が存在する。
上気道にウイルスが付着するのは、汚い手で何かをするなどの人的要因と乾燥などに伴う環境的要因の2種類がある。
予防策は、手洗い、うがい、温度・湿度管理など。
これから、風邪が流行る時期にもなります。ただ楽しいイベントが多い時期でもあります。みなさん体調管理には十分気をつけて下さいね。