病院に行くとレントゲン撮りますねとか、CT撮りましょうとか言われるけど自分の病気に対してその撮影方法ってあっているのかな?って感じません?また、自分が知りたい病気についてその診断だけで十分なのかな?って思いません?そんな人のために、それぞれの画像診断について説明をします。
X線(レントゲン)について
詳しい話は電磁波を使用している程度にとどめましょうww。
医療現場はもちろん他に使用される場所は、空港での荷物検査にも使用されています。
皮膚や筋肉、内臓といった体の組織や臓器は基本的中心部は黒くなり、枠部分が若干白くなり大きさや部位を写し出し、詳しくは写りません。基本的に骨を明確に白く映し出します。
病気として写るるものとしては
肺疾患
肺炎、肺がん、肺結核、気胸、肺気腫、気管支炎、胸水、胸膜炎などを写し出します。
心疾患
心臓の大きさなどを計ることができます。そのため、心臓の大きさに変化をもたらすような心臓弁膜症、拡張型心筋症を診断することも可能です。また、心不全に伴う肺水腫、胸水の診断をすることも可能です。
腹部疾患
結石、腹部臓器の腫瘍有無や腸閉塞、腸管麻痺有無の確認、腹水の確認が可能です。
骨疾患
骨折や脱臼はもちろん判断することが可能です。さらに、関節の変形等についても判断することが可能です。
レントゲンの被ばくについて
レントゲンでは特に体に影響の無い範囲での被ばく程度であり、体に対して悪影響を及ぼす可能性はかなり低いと言われています。
レントゲンの注意点
よくお医者さんはレントゲンに見慣れておられます。しかし、明らかに上記の疾患に該当しないような項目(腱炎や五十肩など)やレントゲンに写る疾患であってもCTやMRIを併用することをお勧めします。レントゲンではしっかりとして大きさを奥域などが確認できないことにより詳しい検査をCTやMRIを実施し、それに伴う手術方法を検討し望むことが望ましいです。
まとめ
単純に整形外科だからレントゲンのみ撮りじゃ〇〇だから手術をしましょうなどは、本当に危険すぎます。必ず、手術をする場合はCTやMRIを併用し診断して頂き、手術方法の検討をすることが望ましいです。
診断を受ける患者さんは医者だからとか社会的地位に対して遠慮することなく、お尋ねすることが望ましいのです。他の治療においても不安なことなどあれば是非担当の医者に尋ねて診断をしてもらうようにしましょう。尋ねることをしなければ、騙さられる、適当な説明しかもらえないなど後で後悔をしかねません。遠慮せず、自分がしっかり病気と向き合うためにも疑問なことは尋ねて解決しましょうね。