痛みについて(一次痛と二次痛)

痛みについて

ふと関節が痛む、切り傷で痛むなどいろんな痛みが存在します。

今回は、そんな中でも一次痛と二次痛についての痛みについてお話をします。

 

痛みの種類

痛みって一次痛と二次痛が存在するのはご存知ですか。それらって何なんだろう。

一次痛は切り傷のように鋭い痛みのことを示します。

二次痛は広く一部に限らずまんべんなく痛みを伴うものです。

具体的には頭を打つと打った部位の痛みを一次痛、その後周りに広がるような痛みを二次痛と言います。切り傷や腱が切れる瞬間の痛みは一次痛です。また、肩こりってありますよね?これは二次痛に分類されます。これは目が見にくいやストレス、姿勢などによって無意識に筋肉が疲労し二次痛になっているのです。

 

なぜ痛みが出るの?

難しい生理学的な話を簡単に説明しますね。

一次痛は皮膚や内臓に刺激が生じた時にその刺激が神経にある物質(プロスタグランジンやヒスタミン)が関連し神経(ポリモーダル受容器)に痛いと刺激を与え脳に痛みとして神経を経て通じます。

二次痛は疲労した際に疲労物質(乳酸)が蓄積されそれが科学変化を体内で起こしある物質(プロスタグランジン)に変化し神経(ポリモーダル受容器)を経て脳に伝えられます。

 

痛みの対処について

一次痛は冷却と安静が正しい対処方法となります。しかし、二次痛で冷却をするとその後痛みは全く変わらないのです。二次痛は温めるのがいいと言われています。温めて痛みが緩和されれば、適宜ストレッチを行うようにします。

また、一次痛の程度によりますが擦り傷などの明らかな要因がないのに感じる場合は診察に行くことをお勧めします。

 

 

 

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病院に勤めていた作業療法士が、実際の臨床現場で学んだ脳出血や脳梗塞などに伴う後遺症さらに、骨折や脊髄損傷などの後遺症などの情報を提供。また、基本的な医学用語やトレーニング方法などについての知識をわかりやすく解説。

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